冬のソナタ（初めから今まで）はピアノの必修科目と思っています。

しかし、この音楽、ドラマを見ていないと弾けません。　

しかも何度もそれこそテープが擦り切れるぐらい見ないと、多分弾けません。

当時冬のソナタが流行ったころ、何度も繰り返してみるという

「おばさんたち」全く理解に苦しみましたね。


50回も見るのだそう、うそと思ってたら・・・、違いました。

気が付くと何十回も見ていました。　もちろん最初は家内だけで・・・。

ペ・ヨンジュンだからか・・・と思っていましたが、違いましたね。　

このドラマ、主役もそうですが脇役のパクヨンハに女性の支持が強かったです。

このドラマ、パクヨンハがいなかったらつまらなかったかも知れません。


全編を通してピアノの曲が流れるのですが、やはり「初めから今まで」が優れています。

分かりやすいメロディラインと伴奏のアルペジオ。　

一見簡単そうに見えます。　

しかし、ドラマの情景が浮かぶように弾くのはかなり難しいですね。


いつも演奏をYouTubeで見ている子がいますが、

お母さんのリクエストでこの曲を数年にわたりアップしています。

ところが・・・。　　

聞いていて、一番心に響くのは、最初頃のYouTube演奏なのです。　

数年間にもの凄く技量はアップしているのですが、

それだけではどうしようもない「何か」があるのです・・・。

楽譜は出回ってませんから、弾く人も少ないです・・・。　

この曲、絶対にアレンジして弾いたらダメです。

台無しになります。

ピアノが上手だからといって、手を加えたら

本当にどうしようもない曲になってしまうのです。

この初めから今までの楽譜にはピアノソロと、歌唱版があります。　

是非ともピアノソロ版を弾いて見て頂きたいと思います。