アラブ首長国連邦から、
三菱重工業が受注し国産のロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられた探査機は、
6カ月かけて火星に到着し周回軌道に乗りました。
日本の技術が評価された結果だと思います。
探査機HOPEは凡そ6カ月かけて、4億9千万キロを飛行して火星の軌道に到達しました。
この火星ミッションは、アラブ諸国では初のチャレンジです。
国産ロケットH2の45回連続成功は、成功率98%となりました。
残念ながら、もう一つのイプシロンロケットは6回目の打ち上げが失敗しています。
製造はIHIエアロスペース。
イプシロンロケットの打ち上げ費用はは凡そ38億円、
商用利用日込みで100億円程度かそれ以上とされます。
一方のH2ロケットの打ち上げ費用は凡そ100億円。
部品総点数は100万点とも言われています。
H2ロケットは液体燃料で、イプシロンは固体燃料です。
何れのロケット技術も、
軍用に転用は可能で弾道ミサイルはいつでも開発できると言っても
過言ではありません。。
ただ、軍用とそうでないものは外と中が異なりますので、
直ぐに転用できるものではありません。
数年あれば、十分に弾道ミサイルは製造できると思います。
開発能力に不足はありません。 問題は、予算だけです。
探査機HOPEが軌道より撮影した火星。
アラブ首長国連邦の探査機HOPE
探査機HOPEを搭載したH-IIAロケット42号機の打ち上げ。
H2ロケットが鎮座する、種子島宇宙センター。
イプシロンロケット。
イプシロン打ち上げ基地 内之浦。
※ 画像はネットより引用