わが町にある、田代町の三菱重工業田代燃料燃焼試験場。
国産ロケットの聖地とも言える、重要拠点です。
ここでの燃焼実験は1005回に及びます。
H3の第一段エンジンLE-7、LE-9の燃焼試験も実行、成功しています。
三基同時燃焼も成功。
工場で組み立てられたエンジンは、
陸路延々と秋田県大館市田代燃料試験場に運ばれます。
燃料輸送タンクローリー20台も山中に入ります。
燃焼試験は2回ですが、1回目で合格すれば2回目はありません。
ほとんどが1回で済むそうです。
合格したエンジンは、また陸路戻りロケットに装着され打ち上げられます。
つまり、全数必ず燃焼試験をします。 必ず田代試験場を通るのです。
H3エンジンは田代燃料燃焼試験場での8回の燃焼試験を2019年終えています。
2022年11月7日種子島宇宙センターの発射台に載せ、実機に実装して、
打ち上げ同様の実機型ステージ燃焼試験を行います。
燃焼終了後、結果説明会が行われます。
これが成功すれば、年内にも打ち上げが行われるとの事です。
予定よりは2年遅れです。
昨年アラブ首長国連邦が打ち上げた火星探査機HOPEは、国産のH2Aロケットで
打ち上げられました。 田代燃料燃焼試験場で試験を受けたエンジンです。
エンジンは、探査機を火星に到着させたのです。
名古屋→田代燃料燃焼試験場→名古屋→種子島宇宙センター→宇宙
秋田県大館市 三菱重工業田代燃料燃焼試験場。
ステージ燃焼試験。
H2ロケット全景。 エンジン。(左)
これを運搬する。(右)
エンジン燃焼857回、ステージ燃焼148回。 田代燃料燃焼試験場。
燃焼試験 燃焼は50秒間。
LE-7燃焼試験。
LE-9燃焼試験。
愛知工場のH2A 47号機
※ 画像はウイキペディア様より引用
※ 三菱重工業様より引用