アルテミス1号が不調のため、打ち上げが延期されました。
今月、延期されたアルテミス1号の打ち上げが行われます。
一回目は無人で、月を周回しデータを収集して帰還します。
2025年には、有人着陸を行う予定になっています。
月までの有人飛行は簡単ではなく困難を極めますが、
これが達成されないと火星への有人飛行は実現できません。
それほど、火星有人飛行はハードルが高いのです。
月までのミッションは、火星のミッションへの足場とも言えます。
月は衛星であり惑星ではありません、
ですから人類が定住するには火星である必要があるのです。
火星と地球を行き来すると言うのは現実的ではなく、
火星に居住できるように施設を作り定住を目指すと言うのが正解でしょう。
宇宙時間的に見れば、地球は人類にとって必ずしも安全ではありません。
人類存続のためには、リスクを分散させる必要があるのです。
月は定住地としてはあまりにも近すぎて、
地球の危機時には共倒れの可能性もあります。
アメリカは、火星有人探査は2040年までには実現したいと発表しています。
(中国は2033年とか) しかし、順調に行っても2050年ではないでしょうか。
何よりも、愚かな戦争する者たちによって人類が破滅しないことですね。
発射を待つアルテミス(中止前)
発射台に移動するアルテミス。
アルテミス計画のオリオン宇宙船
飛行想像図。
アルテミス1号と探査機のミッション軌道。
※ 画像はウイキペディアより引用
※ 画像はastropics 様より引用