ナスカの地上絵はほとんどが平地で、浅く彫られている絵です。
気候変動が少なく、現在まで残っています。
宇宙飛行士と言う絵は山の斜面にあって、ほかの地上絵とはかなり離れています。
何故山なのかと。 思うに、描いた絵を確認=視認したかったのではないかと思います。
そうならば、間違いのないようにと確認しながら描いたと推測が付きます。
見たことも無いものを描いたのでしょう。
確かに、宇宙飛行士なんてそんな時代には存在しませんからね。
見方によっては、背中=右に何かを背負っているようにも見えます。
手を挙げて、ハローと言っているようにも見えますね。
大きさは32メートル。
宇宙飛行士 風化が進んでいます。
山の斜面です。 他の山には絵はありません。
※ 画像はグーグルアース
地上絵は、信仰やら季節その他諸々の理由があったとされます。
残す手段がない太古では当然の行為だったのかもしてません。
ただこの宇宙飛行士とされる絵は、
地理的にも描かれている場所的にも他の地上絵とは異なります。
他の地上絵がある所からは、遠くて見えません。
推測としては、やはり目印じゃなかったかと思います、
その理由は下の図をご覧ください。
主なる地上絵の位置です。
画面上と下には川が流れています。
その間は不毛の平地です、山も連なっています。
宇宙飛行士は、この中間点に位置します。
このように、ハチドリとトライアングルは直線で繋がります。
どうしても、ここに絵を描く必要があったのでしょう。
※ 画像はグーグルアース