単焦点レンズ135mmF3.5のテストです。ニコンAi135mmF3.5は最もスタンダードなレンズです。
最終形はF2.8で、1995年まで改良を重ねながら発売されてきました。非常に息の長い製品でありました。
APS-C装着で200mmの望遠となります。
テストカメラはD90です。
フォーカスは非常にシビアで、まさに紙一枚というレベルです。画像の暴れもなく合焦部はシャープです。
コントラストも良好です。
思ったより繊細な描写に感じます。ボケも良好です。
フイルム時代のレンズですが充分に使えると思います、なにより露出の飛びがなくハイライトが粘ります。
これには少々驚きでありました。
交差点からの遠望。繊細で遠くの車のナンバーもしっかりと解像しています。
価格は低価格ですが、写りには妥協がない。そんなニッコールらしいレンズです。