1988年発売のキヤノン標準域AFレンズです。 まだEOS1は出ていない時代発売のレンズです。 9群10枚構成。 フイルター径52mm。 最短撮影距離40cm。 重量285g。 発売時価格:\39,200。 |
このレンズは28mm域のディストーションが-1.5%程度。
70mm域が-0.01%程度とのテスト結果があります。
F8における中心解像度は1900本程度、のようです。
非常に優秀なレンズなのではないでしょうか。
この個体は救済品ですから、この数値は出てないでしょう。
マウントもしっかり金属製。
こういう所にはほっとします。
残念ながら、救済品につきレンズの状態は良くありません。
上位レンズに比べるとかなりチープな造りで、
ロゴのプリントも高級感はありません。
しかし、トータルのバランスはさすがにキヤノンと言えるものです。
EOS1時代のレンズですが、
標準セットレンズはこれではなく35-70mm。
当時はまだ35mmが主流であったのです。
今では当たり前のように28mmや24mmが使われていますが、
実際のところは28mmはとても使いづらい焦点域なのです。
それで35mmからが標準でありました。
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