1959年発売の、 ニッコールSオート5cmF2の改良版で、 レンズ構成はガウス型です。 開放値はF2の標準レンズです。 多層膜コーティングのH・Cは1972年に発売。 4群6枚構成。 最短撮影距離60cm。 重量205g。 発売時価格はセット販売が多く不明ですが、 13,000~14,500円の間と思われます。 口径が小さいので設計に無理がなく、 1.4を上回る描写との誉れが高いレンズです。 |
50mmF2は、
ニコンF用として初の50mmでありました。
正に標準であったのです。
Ai方式へと進化して行き、F1.8の発売をもってF2は生産が終了されました。(1979年生産終了)
じつに20年間もF2は生産され続けたのです。
そのスピリットはF1.8に引き継がれています。
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